「氷川神社〜大湯祭・十日市の夜」<平成17年12月>
一週間前に大宮氷川神社に参拝したら、大湯祭の準備をしていた。
今年は土曜日。ぜひとも行きたい。
日中は仕事があったが、行きたいものは行きたい。
そんなわけで職場に一眼レフカメラと三脚を持ち込んで出勤する私。カメラヲタなのは公認されているから、まあ問題ないのだ。きっと。
仕事をおえて19時頃に大宮駅到着。すでに熱気に溢れている。第二鳥居前は身動きもとれず。そのまま脇道をとおって第三鳥居へ。いよいよ熱気溢れる十日市。
でも私は商売人ではないから、商売繁盛な熊手とかは無縁なのだが。
「大宮ノ氷川神社」
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町鎮座・武蔵国一之宮・延喜式内名神大社
由緒等はこちら。
「氷川神社・大湯祭」
大湯祭は延宝年間(1673-81)の社記に既に記載される古い祭典。
大湯祭は俗に十日市・熊手市・大黒市とも呼称される
前斎<11/30〜12/9>
毎夜、境内にかがり火をたき上げ祭事を行う。
本祭<12/10>
午後三時から百取膳(ももとりぜん・百味膳(ひゃくみぜん)ともいう)という海川山野の神饌を奉る祭典。この日に祭神の大己貴命(大国主様)と少彦名命(恵比須様)の御影と福熊手を授与し、縁起の露店が賑わう「酉の市の範」ともされる祭り。
後斎<12/11>
後斎を奉仕したのちに、饗膳式という古式の直会の儀がとりおこなわれる。摂社・末社を順拝し神楽殿で直会を行う。翌年の幸b祈ることから福迎神事ともいう。
第三鳥居 |
神池と弁天島 |
楼門 |
楼門 |
楼門 |
楼門 |
境内 |
舞殿 |
舞殿から拝する |
拝殿 |
古熊手の集積場 |
十日市 |
十日市 |
十日市 |
十日市 |
十日市 |
十日市 |
十日市 |
私は熱気に包まれて、商売人たちの活気につつまれて、境内をめぐる。
大宮氷川神社の境内が、この日は、さらに広がったようであった。ぐるりぐるりと見て歩くだけで、なにやら私も景気がよくなったような気がする。
大宮氷川を物語る風物詩の一つとして、大事にしたい。
縁日の由緒由来を知らなくても、賑わっているのだから。神々もその賑わいを楽しんでいるはずなのだから。
参考
神社由緒案内等