「晩秋の氷川神社」<平成17年12月>



先日、神棚を購入した。神棚を新調するにあたり、産土の氷川様で神札を授かるためにのんびると参拝。
さいたま新都心駅からゆっくりと歩くのだ。

「大宮ノ氷川神社」     

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町鎮座・武蔵国一之宮・延喜式内名神大社


祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)

 今から2400年前、第5代孝昭天皇3年4月の創立と伝えられる。古くは景行天皇のとき、日本武尊が東征のおり当地に足を止めて祈願され、また成務天皇のとき、夭邪志(むさし)国造・兄多毛比命(えたもひのみこと)が出雲族をひきつれてこの地に移住し、祖神を祀って氏神とした。聖武天皇年間のとき「武蔵国一の宮」と定められ、さらに醍醐天皇の延長5年(927年)の「延喜式神明帳」に名神大社として破格の月次新嘗の社格が与えられている。
 治承4年(1180)に源頼朝によって社殿の再建と社領三千貫が寄進されたといわれ、土御門天皇の時に正一位に進階したという。武門の信仰も篤く執権北条氏、足利氏、小田原北条氏なども深く崇敬し、また徳川家も尊仰。
 明治元年(1868年)東京遷都に際し、当社を武蔵国の総鎮守「勅祭の社」と定められ、明治天皇自らが親拝なされている。明治4年官幣大社。
 現在の社殿は昭和15年6月の改造竣工。
 「氷川神社」の社名は埼玉県大宮を中心に埼玉県下、東京都下、神奈川県下に及び、その数は280社を数える。これは武蔵国造の子孫が大宮を本拠に祖神を祀り、武蔵国内に政治的民族的に著しい発展をしてきたことを物語っている。


あとは写真でつづります。ちなみに午前一〇時に駅前をスタート

氷川神社
10時05分。
さいたま新都心駅から200メートル北上すると
一之鳥居。ここから拝殿まで約3キロ。
氷川神社

のんびりと歩き始める。
一之鳥居。
旧・中仙道に面している。
氷川神社
10時15分。
一之鳥居からの参道は少々狭い。
参道の真ん中は車が走る。
氷川神社
10時20分
まだ二之鳥居にはつきません。参道の中間地点。
大宮駅から歩くとここに合流。ここから参道は整備された遊歩道になる。
氷川神社
10時25分。
遊歩道化されたここちよい道。
モニュメントも粋だ。
氷川神社
天満神社。参道脇に鎮座。
氷川神社

10時35分。歩き始めて約30分経過。
二之鳥居。残りは約500メートル
氷川神社
二之鳥居を見上げる。
青空が清清しい
氷川神社
参道脇の燈籠には「氷川両本宮」とある。
男躰女躰の名残。
氷川神社
10時45分。第三鳥居到着。歩き始めて40分。
いよいよ境内だ。
氷川神社
神橋をわたれば、朱色輝く楼門あり
氷川神社
楼門。武蔵国一の大社、だ。
氷川神社
まぶしいばかりの神威を感じる
氷川神社
楼門の先は静寂。舞殿と社殿。光のコントラストが激しい
氷川神社
舞殿から拝殿を拝する
氷川神社
拝殿。氷川さんの拝殿はいつも明暗が強くて撮りにくい。
氷川神社
神池。秋色。のんびり。
氷川神社
神池。冬になれは木々が枯れ、楼門が神池からのぞける。
氷川神社
楼門。輝かしいまでの朱色。
氷川神社

やはり飽きない氷川の大社様。
なにかあると、私はここに来る。
氷川神社
本殿の東側。
左は門客人神社。右は御嶽神社。
氷川神社境内社の門客人社。いまは静かに紅葉にふける。

一之鳥居をスタートして約2時間を氷川神社で過ごす。
近くの神社でも存分に紅葉が楽しめるとしった瞬間。
氷川神社
門客神社。アラハバキ信仰と氷川信仰の接点。
氷川神社
境内のモミジ
氷川神社
大宮公園


たまにはのんびりと歩いてみませんか?
オススメの散策コースです。氷川神社に行く時は大宮駅ではなく、さいたま新都心駅がオススメ。時間はかかるし遠くなるけど、一之鳥居からあるく楽しみがそこにはあります。




参考
神社由緒案内等



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