氷川神社の風景
氷川神社は一度ならず、何度も参拝しているけれども、なんとなく再録。
姉妹作品はこちら(「武蔵の古社を想う 大國魂神社・氷川神社編」)
氷川神社
鎮座地:さいたま市高鼻町
祭神:
須佐之男命(すさのおのみこと)
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
今から2400年前、第5代孝昭天皇3年4月の創立と伝えられる。古くは景行天皇のとき、日本武尊が東征のおり当地に足を止めて祈願され、また成務天皇のとき、夭邪志(むさし)国造・兄多毛比命(えたもひのみこと)が出雲族をひきつれてこの地に移住し、祖神を祀って氏神とした。聖武天皇年間のとき「武蔵国一の宮」と定められ、さらに醍醐天皇の延長5年(927年)の「延喜式神明帳」に名神大社として破格の月次新嘗の社格が与えられている。
治承4年(1180)に源頼朝によって社殿の再建と社領三千貫が寄進されたといわれ、土御門天皇の時に正一位に進階したという。武門の信仰も篤く執権北条氏、足利氏、小田原北条氏なども深く崇敬し、また徳川家も尊仰している。
明治元年(1868年)東京遷都に際し、当社を武蔵国の総鎮守「勅祭の社」と定められ、明治天皇自らが親拝なされている。明治4年官幣大社となっている。
現在の社殿は昭和15年6月の改造竣工という。
「氷川神社」の社名は埼玉県大宮を中心に埼玉県下、東京都下、神奈川県下に及び、その数は280社を数えるという。これは武蔵国造の子孫が大宮を本拠に祖神を祀り、武蔵国内に政治的民族的に著しい発展をしてきたことを物語っている。(御由緒書を参考)
さて、以下は写真掲載です。
埼玉新都心駅から歩くこと10分ほどで 氷川神社参道と「一の鳥居」が見えてくる ちなみに 一の鳥居から1キロ歩くと二の鳥居 二の鳥居から1キロ歩くと三の鳥居 |
社号標「武蔵國一の宮」 |
「二の鳥居」 大宮駅前から参拝する人のスタート地点 |
「三の鳥居」 この先が「氷川神社境内」です |
神楽殿 |
額殿 この建物は江戸末期の頃という |
神池と神橋 ぼーっと眺めていると石の上で 亀が連なって甲羅干しをしていました |
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楼門 氷川神社の建築物は昭和15年造営 |
楼門 横から見ると「格」に圧倒されます |
舞殿 楼門と拝殿の間、神様に舞を見せる構造です |
拝殿 |
西鳥居 西口とは直結していません |
東鳥居 こちらは大宮公園と直結する鳥居 |
さて、これは写真だけでおしまいです。
まあ「武蔵国は特別です」ということで・・・